週明け２２日のニューヨーク株式市場は、世界的な景気回復にはまだ時間がかかるとの懸念が広がり、ダウ平均株価は、およそ３週間 ぶりに８４００ドルを下回り取引を終えました。 週明け２２日のニューヨーク株式市場は、前日に世界銀行が２００９年の世界経済の実質成長率が、戦後最悪のマイナス成長になる との見通しを発表したのを受け、世界的な景気回復には予想以上に時間がかかるとの懸念が強まり、ほぼ全面安の展開となりました。 金融株のほか、原油相場の急落を受け石油株も下げるなど、景気に敏感な株を中心に幅広く売られました。 ダウ平均株価の終値は、先週末に比べ２００ドル７２セント安い８３３９ドル０１セントと、およそ３週間ぶりの安値をつけ取引を 終えました。 市場関係者は「年後半の景気回復シナリオが崩れるのでは、との警戒感が広がってきた」と話しています。（23日10:20）

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