国会では、8日も少子化問題の集中審議が行われ、柳沢厚生労働大臣が自らの発言について、お詫びを繰り返しましたが、依然、与党内にも柳沢発言に対する不満がくすぶっています。
2日目となる8日の集中審議で野党側は、初日に続いて女性議員を中心に柳沢大臣を追及しましたが、政府与党は「ひたすら謝るが辞めさせない」という戦術で対抗、辞任要求は肩透かしにあう形となりました。
一方、依然、辞任論がくすぶる与党内では、公明党の松あきら議員がテレビ番組で柳沢氏の辞任をうながす発言を行いました。
この発言に、太田代表は辞任を求めない姿勢を確認する一方、「個人の発言は規制しない」と敢えて容認しました。
9日からの予算審議では、柳沢発言と共に、少子化問題の本質をいかに議論するか、与野党共に問われることになります。(09日00:30)
『日语学习』政治:「柳沢発言」、与党内にも辞任論くすぶる
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