富山県の焼肉店で、生肉のユッケを食べた小学1年生の男の子が死亡しました。さらに福井市の同じチェーン店でも、男の子1人が死亡していたことがわかりました。
集団食中毒が起きたのは、富山県砺波市の焼肉チェーン店「焼肉酒家えびす砺波店」です。生肉のユッケを食べた小学1年生の男の子が腸管出血性大腸菌「O111」に感染し、腎臓障害などを引き起こす溶血性尿毒症症候群を発症して先月29日、死亡。
さらに福井市の同じチェーン店でも、10歳未満の男児1人が死亡していたことがわかりました。別の店でも感染が確認され、患者は47人に上り、このうち19人が重症となっています。患者の1人で、同じチェーン店でユッケを食べた女性は・・・。
「臭みとかなくて、おいしかったです。食べた翌々日に朝から気持ちが悪くなって、ずっとおう吐してしまうような1日が続いて・・・」(富山県内の同じチェーンでユッケを食べた女性)
死亡した富山県の男の子も、ユッケを食べたことがわかっています。一体、何が起きたのでしょうか。「焼肉酒家えびす」を経営する石川県金沢市の「フーズ・フォーラス」は2日、会見を行いました。
「生食と、食べられるということで販売しておりました。加熱しなきゃいけない肉であるとか、食べちゃいけない肉の販売は否定します」(フーズ・フォーラスの会見)
フーズ・フォーラス側は東京・板橋区にある食肉卸売業者から肉を卸していました。ユッケの肉は、生で食べられる基準を満たしていない加熱用の肉でしたが、フーズ・フォーラス側は、この業者がアルコール消毒した上でユッケ用としてすすめていたと主張。
一方、食肉卸売業者側は加熱肉しか扱っておらず、板橋区の立入検査の結果、肉は加熱用として店に卸していたことがわかっています。
ユッケ用の生肉の安全基準は、どうなっているのでしょうか。厚生労働省は1998年に生で食べる肉について、安全性確保の通知を出しています。しかし、この通知には強制力や罰則はなく、あくまでも生で提供するかどうかは、飲食店側の責任なのです。感染したO111とは・・・。
「『O157』と似ていて腸の中で出血を起こす。(溶血性尿毒症症候群を発症すると)腎臓の中の尿細管という部分が破壊されるので、腎不全になるので命に関わるような状態になる。若い子ども・高齢者に病原性大腸菌は感染しやすい」(医学博士森田豊氏)
警察は焼肉チェーン店について、業務上過失致死の疑いも視野に調べを進めています。(02日18:00)
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