チェルノブイリ原発事故から25年を迎え、ニューヨークの国連本部でも追悼行事が行われ、日本の西田国連大使が「福島第一原発の事故はチェルノブイリとは違う」と国際社会に訴えました。
国連では、パンギムン事務総長が出席して犠牲者を追悼するイベントが開かれました。この後、開かれた会合で日本の西田国連大使は、福島第一原発の事故について「大変重く受け止めている」とする一方、チェルノブイリとは状況が異なることを強調しました。
「(福島原発の事故では)被ばくによって死亡した人はなく、周辺住民に被ばくによる健康被害を受けた人もいません」(西田恒夫国連大使)
また、「国際機関が渡航制限などの過度な対応は必要ないとしている」と述べて、各国に対し事実に基づく冷静な対応を訴えました。(27日06:37)
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