東京・足立区で、中国人の女性が連れ去られ多額の現金が要求される事件があり、警視庁は28日未明、この女性を保護しました。
今月22日の午前5時ごろ、足立区で37歳の中国人の女性が帰宅途中、数人の男に車に押し込められたうえ、連れ去られました。
その直後、北区に住む女性の親族の家に、男の声で「わかっているだろう、金を用意しろ」「金を用意しなければ殺すぞ」などと、現金1500万円を要求する電話がありましたが、発生から6日後の28日午前3時ごろ、女性は保護されました。
「身代金を要求された。1500万円という値段が出てきた。人質の指を切るとか(言っていたが)対処のしようがなくて」(女性の親族)
男らは6日間、20回以上にわたって、数台の携帯電話を使い、女性の親族の家に身代金を要求する電話をかけていました。犯行グループは10人近くいるとみられていて、メンバーには、中国人の他に日本人も数人含まれているということです。
警視庁は、被害者の女性を不法滞在の疑いで逮捕して詳しく事情を聴くとともに、犯行グループの行方を追っています。(28日16:29)
[日语学习]社会:中国人女性誘拐事件、28日未明に保護
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