鳩山総理が天皇陛下と中国の習近平・副主席との会見を、１か月前までの申請というこれまでのルールを破る形で実現させるよう指示したことに批判が相次いでいますが、鳩山総理は１４日朝、「判断は間違っていなかった」と強調しました。
「今回の場合、日中関係をさらに未来的に発展させるために、大変大きな意味があると思っていますから、私は判断は間違っていなかった、そう思っています」（鳩山首相）
また、鳩山総理は、「陛下のお体が一番だ」としながらも、「本当に大事な方であれば若干の変更があっても許す限りお会いになって頂く」と述べました。
天皇陛下との会見は１か月前までに申請するというルールになっていますが、今回、それを破る形で鳩山総理が指示を出したことに、「天皇の政治利用につながるのではないか」と宮内庁長官が異例の懸念を示したほか、野党や政府内からも批判が高まっています。
習副主席は１４日午後に来日し、１４日夜、鳩山総理と会談、１５日に天皇陛下と会見する予定です。（14日11:19）
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