民主党・小沢一郎幹事長の資金管理団体による土地購入をめぐる事件です。土地購入の翌年に口座の出し入れがあった４億円について、小沢幹事長が「知人から預かった金」と特捜部に説明したことが新たにわかりました。
小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐっては、土地を購入した翌年の２００５年３月にも、土地購入とは別の４億円が陸山会の口座に入金され、２か月後に全額が引き出されています。
小沢幹事長はこの４億円について、３１日の特捜部からの任意聴取で、「知人から預かった金」と説明したことが、小沢幹事長側の関係者の話でわかりました。引き出された４億円は、銀行員が知人に届けたということです。
知人は既に死亡していますが、小沢幹事長は短期間に金を出し入れした理由について、「新札に交換したかったのだろう」と説明したということです。
小沢幹事長は、細かい資金の処理は石川知裕容疑者に任せていたとしていますが、特捜部では石川容疑者の供述との矛盾がないか、石川容疑者らの拘置期限の４日に向け、詰めの捜査を急いでいます。（02日10:50）
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