『日语学习』社会:元次官夫婦殺害、犯人は右利きか

さいたま市で元厚生事務次官の夫婦が殺害された事件で、傷口の形状などから、犯人が右利きの可能性が高いことがわかりました。 この事件は今月１８日、さいたま市南区の住宅で、元厚生事務次官の山口剛彦さんと美知子さんが殺害されているのが見つかったものです。 これまでの捜査本部の調べで、犯行に使われた刃物は片方だけに刃がある「片刃の刃物」で、刃渡り１６センチ以上ある分厚い形状の刃物であることがわかっていますが、その後の調べで、山口さんの傷の形状などから、犯人は右利きの可能性が高いとみられることがわかりました。 山口さんの傷は心臓まで達していて、肋骨も数本折れていました。 また、現場から採取された４０個の指紋について分析した結果、すべて山口さん夫婦とその関係者の指紋だったこともわかりました。 指紋を拭き取ったような跡もないことから、捜査本部は、犯人が手袋をはめるなど周到に準備したうえで犯行に及んだとみています。（21日03:14）