石川県の「能登半島地震」から3日目を迎えましたが、200回以上の余震と相次ぐ断水に、復旧作業は思うように進んでいません。
門前町の深見地区は土砂崩れで陸路が寸断され、一部の住民が断水したままの集落に残っています。
「(私たち)若い人が4、5人残って、電気の状況を確認。火事を起こさないように見てまわったり」(住民)
また、輪島市など2市1町の5610世帯では断水が続いています。これまでに余震は200回以上あり、26日は震度5弱や震度4を観測しています。
負傷者は197人で、灯ろうの下敷きになり亡くなった宮腰喜代美さん(52)の通夜が、26日夜、輪島市内で営まれました。
地震があった朝、宮腰さんは、すし職人の夫・昇一さんと夫婦で仕込みにおわれていましたが、庭に出た途端、突然の揺れに崩れ落ちたということです。
「『まさか』っていう感じしかないですね」(参列者)
ところで、26日午後3時過ぎ、志賀町にある景勝地の「巌門」で、崖下の波打ち際に男性の遺体が発見されました。(27日02:45)
[日语阅读学习]社会:余震と断水で復旧作業は難航
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