静岡県の石川嘉延知事は、立ち木問題で暫定の開港となる静岡空港の完全開港に向けて、事態を打開するため、辞職することを明らかにしました。 「(空港地権者の)申し入れの第1項目に私の辞職がある。そのうえで、全ての立ち木を除去するには、辞める事が前提ですね、当然」(静岡県・石川嘉延知事) 静岡空港は法律の制限を超える立ち木や土地のため、滑走路を短縮し、3か月遅れで6月に開港することになっていますが、静岡県の石川知事は、地権者の男性との協議で、これらを除去する条件として、辞職を求められていました。 石川知事は辞職しないことを明言していましたが、25日午後、会見を開き、一転して辞職することを明らかにしました。 辞職の理由として、6月4日に暫定ではあるが静岡空港が開港することが決定したとし、この先は完全開港に道筋をつけるのが責務としたうえで、次の知事選には出馬せず、引退することを明らかにしました。 地権者の大井寿生さんは、「責任を明確にするのが条件としてきたので、辞職をすれば立ち木を切る」としています。(25日14:52)
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