自民党の古賀選挙対策委員長が、15日、公明党との協力のあり方も含めて選挙戦術を見直すべきという考えを示したことで、与党内の亀裂があらわになる可能性が出てきています。 古賀選挙対策委員長は、15日夜、党内各派閥の幹部が一堂に会した場で、「次の選挙は選挙区だけではなく、比例にも力を入れなければならない。自民党は自民党の政策で戦わないと弱体化する」と述べました。 「比例の180というのを、公明党さんもしっかりがんばって取る。うちも取る。そういう戦略が大事です。お互いに(票を)伸ばさなきゃいけない」(自民党・古賀誠選対委員長) 古賀氏は、16日午前の自民党役員会でも、同じ趣旨の発言を繰り返しましたが、出席者から特にコメントはなかったということです。 一方の公明党からも今のところ強い反発は出ていませんが、公明党が主導した定額給付金制度に対する世論の批判が強いこともあって、古賀氏の発言は、自民党内の公明党に対する反発に火をつける可能性もあります。(16日11:20)
『日语阅读』政治:古賀選対委員長発言、与党に亀裂も
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