大手電機メーカーNECは今年3月期の決算で大幅な赤字になるため、グループ全体で従業員を2万人以上削減すると発表しました。 「グループで2万人超の人員削減をいたします」(NEC・矢野薫社長) NECによりますと、今年3月期の決算は半導体や携帯電話の売り上げが不振で、2900億円の最終赤字に転落する見通しです。 このため、来年3月末までにグループ全体で正社員を含め、2万人を超す従業員を削減すると発表しました。内訳は国内で8000人、海外で1万2000人としています。 一方、日立製作所も今年3月期の最終損益が、過去最悪の7000億円の赤字に転落する見通しで、7000人規模の配置転換などを行う方針です。 また、富士通も今年3月までの通期の連結決算の見通しを下方修正しました。去年10月の時点では600億円の黒字を見込んでいましたが、200億円の最終赤字になる見通しです。 富士通が最終赤字になるのは2003年3月期以来、6年ぶりのことです。(31日05:54)
[日语原文]经济:NEC、従業員2万人超を削減へ
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