経済不況の影響は、日本の会社の正社員にも忍び寄っています。コンピューター大手の日本IBMが、1000人規模のリストラを計画、退職を強要しているとして従業員らが会見を開き、リストラの中止を求めました。 「あなたは会社の業績が悪いのは知っているよね、このままだと別の道を考えてもらった方がいいかもしれないと(上司に)言われた)」(日本IBMの58歳の男性社員) こう話すのは日本IBMの58歳の男性社員。男性は定年退職を前に、10月、会社側から退職を迫られたといいます。 日本IBMは、世界的金融危機による業績悪化を受け、1000人規模の人員削減を計画。労働組合によると、10月から少なくとも70人の従業員が会社から退職を強要されたということで、「退職しなければ解雇する」と予告された従業員も相次いでいるということです。 「48時間以内に退職を決めれば支援金を出しますと、ただし断れば、解雇すると(上司から言われた)。今の社内の状態では死者が出る、このままいくと、死者が出る可能性がある状態まで厳しくリストラしている」(日本IBM労働組合員) 従業員らは今後、会社側にリストラ中止を求めていくことにしています。(03日19:45)
[日语学习网]社会:日本IBM社員、リストラ中止求める
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