アメリカのオバマ大統領は、さきほど１１時から政権３年目の施政方針を示す一般教書演説を行い、競争力強化と雇用回復に党派を超えて取り組むよう訴えました。
オバマ大統領の演説は、今も議会で続いています。３年目の一般教書のキーワードは、「競争力強化」と「超党派」です。
「新しい雇用や産業がこの国で根付くか、他の国で根付くがが、かかっています。国民の懸命な勤労が報われるかどうかが、かかっています」（オバマ大統領）
演説でオバマ大統領は、危機からは脱したものの尚、失業率が高止まりしていることを受けて、競争力の強化を通じた成長と雇用の回復に取り組む考えを表明しました。
また、過去最大の財政赤字の削減についても取り組む決意を示しましたが、中国やインドの台頭にも言及して、競争力の強化につながるような教育研究やインフラへの投資は、削らない方針を重ねて示しました。
「党派や政治的な争いより大きな課題に共に前進するのか、全くしないかが問われています」（オバマ大統領）
また、オバマ大統領は、野党共和党が下院で過半数を握った現実を受けて、政策課題に超党派で取り組む必要性を強く訴えました。
アメリカ国民の間には、今月ツーソンで起きた銃乱射事件を機に、過去２年間の深刻な党派対立を省みる気運も生まれていて、いつもは党派ごとに座る議場で２６日は、数十人の与野党議員が隣り合わせに座るといった初めての試みも行われています。
実際、オバマ大統領の支持率は中間選挙後に超党派、中道現実路線に転換したことを受けて、一時の４０％台前半から５０％を超えるまでに回復していて、２５日の演説は、来年の大統領選挙での再選戦略もあわせて示した形になっています。（26日10:44） 想进一步学习的童鞋可以通过连接下载该视频：http://news.neworldedu.org/UploadFiles/2011126141325213.asx
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