大相撲・時津風部屋の力士暴行死事件の裁判で、有罪判決が確定した兄弟子が証人として出廷し、前親方の言葉を暴行の指示と受け止めたことを証言しました。 この事件は、時津風部屋の序ノ口力士、斉藤俊さん(当時17)がおととし6月、稽古中に死亡し、当時の親方、山本順一被告(58)が、兄弟子に暴行を指示したとされています。 山本被告は起訴事実を否認していて、25日の裁判では、暴行の実行役で既に有罪判決が確定した当時の兄弟子が証人として出廷しました。 兄弟子は、山本被告がビール瓶で斉藤さんを殴った後、「お前らも教えてやれ」と言ったことについて、「暴行の指示だと受け止めた」と証言しました。また、長時間のぶつかり稽古についても、斉藤さんへの制裁として行われたという認識を示しました。 山本被告は、かつての弟子と検察官とのやりとりを目を閉じて聞いていました。25日午後からは別の兄弟子も証人として出廷する予定です。(25日11:41)
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