[日语学习网]社会:畠山鈴香被告に死刑求刑

秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、殺人などの罪に問われている畠山鈴香被告の論告求刑公判が２５日、秋田地方裁判所で開かれ、検察側は、「幼い２人の命を奪った犯行は冷酷非道で矯正は不可能」として、死刑を求刑しました。
裁判では、長女・彩香さん（当時９）に対する殺意の有無が最大の争点となっています。午前１０時半から始まった２５日の公判で検察側は、「畠山被告は駄々をこねる彩香さんへのいらだちが極限まで達し、橋の上から突き落とした」として、川に落ちた後、助けようとしなかったことなどからも殺意があったと主張しました。
また、近所に住む米山豪憲くん（当時７）の殺害についても計画性を指摘し、１か月ほどの間に幼い命を相次いで奪った責任は重大として、死刑を求刑しました。
これに対し弁護側は、「彩香さんに抱きつかれ、反射的に払いのけた」と殺意を否認していて、豪憲くんの事件でも心神耗弱状態だったと主張しています。
２５日の午後は、弁護側の最終弁論と畠山被告本人の意見陳述が行われる予定です。判決公判は３月１９日に開かれます。(25日13:00)
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