三菱自動車製の大型トレーラーから脱落したタイヤが直撃し母子3人が死傷した事故で、東京高裁は、業務上過失致死傷の罪に問われた三菱自動車の元幹部2人の控訴を退け、1審の執行猶予付き有罪判決を支持しました。 この事故は2002年1月、横浜市瀬谷区で三菱自動車製の大型トレーラーから脱落したタイヤが岡本紫穂さん(当時29)と、一緒にいた子ども2人に直撃し、岡本さんが死亡、子ども2人もけがをしたものです。 三菱自動車の市場品質部の元部長・村川洋被告(62)ら2人が部品の欠陥を知りながらリコールをせず、放置したなどとして、業務上過失致死などの罪に問われました。 判決で東京高裁は、「当時の三菱自動車は品質情報の二重管理を行うなど、積極的な隠蔽を行っていた」「リコールをしていれば、事故は確実に発生していなかった」などと指摘。2人の控訴を退け、1審の禁固1年6か月、執行猶予3年の判決を支持しました。被告側は「直ちに上告する」としています。(02日15:15)
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