ドイツ南部で11日、男が学校に乱入し、銃を乱射。生徒ら15人が死亡しました。男は17歳の元生徒で警察と銃撃戦の末、自殺しました。 事件は現地時間の午前9時半、授業中に起きました。ドイツ南部のシュツットガルト近郊の学校で、黒い戦闘服に身を包んだ男が突然乱入し、2つの教室などで銃を乱射。14歳から15歳の生徒9人と3人の教師が死亡しました。生徒の1人は、鉛筆を持ったまま亡くなっていたということです。 「普段はとても静かな学校で、一度も事件が起こったことなどなかった。だから本当にショックです」(事件があった学校の生徒) 男はその後、銃を持ったまま車を奪って逃走。現場から40キロ離れた場所で再び姿を見せます。男は車の販売店に入り、従業員ら2人を射殺。そしてその後、駐車場で警察官と銃撃戦になったということです。 警察の発表によりますと、男は銃撃戦の末、最後は銃で自殺したと言うことです。男は事件があった学校を去年卒業した17歳の元生徒で、近所の人などの話では「性格はおとなしく控えめだった」ということです。 父親は地元の射撃クラブのメンバーで合法的に銃を所持していましたが、寝室に保管していた短銃1丁がなくなっていました。男は数百個の銃弾を自宅から持ち出していて、警察は当初から大量殺人を計画していたとみて、今後両親から事情を聴くなどして動機について調べる方針です。(12日05:47)
[日语学习网]国际:独の学校で銃乱射、生徒ら15人死亡
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