ファイル交換ソフト「ウィニー」を通して捜査資料を含む1万2000件の個人情報が流出した問題で、警視庁は情報を流出させた26歳の巡査長を懲戒免職にするなど、あわせて9人を処分する方針を固めました。
懲戒免職になるのは、警視庁・北沢警察署の地域課に勤務していた26歳の巡査長で、この巡査長にデータで捜査情報を渡していた33歳の巡査部長についても減給処分とするなど、あわせて9人を処分する方針です。
この問題は、巡査長が自宅で使っていたパソコンがファイル交換ソフト「ウィニー」を通してウィルスに感染し、パソコンに保存していた捜査情報を含むおよそ1万2000件の個人情報がインターネット上に流出したものです。
流出した情報の中には少年事件の関係者に関する個人情報や被害届、供述調書といった捜査情報も含まれていて、警視庁は異例の態勢をくみ、調査を進めていました。(20日11:46)
[日语学习网]社会:捜査資料流出、巡査長を懲戒免職へ
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