20か国の閣僚らが地球温暖化対策を話し合う国際会議で、日本は、温室効果ガス削減の数値目標を産業別に設けるべきという方法を提案しましたが、各国の意見をまとめる難しさが浮き彫りになりました。
「先進国と途上国が協力して地球環境に貢献していくという、固い結束が確認されたと思っています」(甘利明経産相)
3日間にわたった会議には、サミットのメンバーとなっている国や中国など、温室効果ガスの排出量が多い20か国の環境担当の閣僚らが参加しました。
日本の狙いは、産業別に温室効果ガス削減の数値目標を設けるという方法に各国の理解を得ることでした。各国ごとに数値目標を設けるべきというEUなどの主張に賛成しつつ、産業別という条件を付けることで、国内の経済界に負担が大きくならないようにと配慮した方針でした。
しかし、途上国からは、先進国と同じレベルの削減を義務づけられるのではないかといった警戒感を示す意見が相次ぎました。
「異論反論もありますけれど、対話という意味では、たいへん意義があったという風に考えています」(鴨下一郎環境相)
企業に排出量の上限を設けて排出量の取引を進めているEUから、省エネの技術を支援して欲しいと待ち望んでいる途上国まで、各国間の事情の違いが浮き彫りになりました。
予想通り各国の意見の隔たりが大きい中で、7月の洞爺湖サミットで議長国となる日本は、自ら積極的に提案していくのか、それとも調整役に回るのか、まだ姿勢は定まっていません。(16日17:04)
以上是日本留学网https://riben.m.liuxuequn.com/exam/日语组小编整理的2011年03月日语能力测试的《[日语学习网]经济:G20閉幕、各国の事情の違い浮き彫り》文章,恭祝大家考试顺利通过!
[日语学习网]经济:G20閉幕、各国の事情の違い浮き彫り
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