死者1800人以上、アメリカ史上最大の自然災害となったハリケーン・カトリーナの上陸から2年、ブッシュ大統領がいまだに傷跡の残る被災地を訪れました。
ブッシュ大統領は、被害が最も大きかったニューオーリンズ市の第9地区を訪れ、被災から2年経って、この地区で初めて再開した公立学校を視察しました。
「ここが今でも問題を抱えていることはわかっています。我々は取り組み続けます」(ブッシュ大統領)
復興への取り組みをアピールしたブッシュ大統領ですが、ニューオーリンズには被災前の住民の6割しか戻ってきておらず、低所得層が住む地域では今でも当時のまま放置された家や空き地が目立っています。
民間の研究機関の調べによりますと、被災前と比べて病院はおよそ半数、学校は6割しか再開しておらず、公共交通機関の復旧率に至っては2割にも満たないということです。(30日08:12)
『日语阅读』国际:カトリーナから2年、大統領が被災地に
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