海上自衛隊のイージス艦に関する情報が外部に流出した事件で、秘密保護法違反の罪に問われた三等海佐に対し、横浜地裁は懲役2年6か月の有罪判決を言い渡しました。
海上自衛隊・横須賀基地所属の三等海佐、松内純隆被告(35)は、2002年8月、「特別防衛秘密」であるイージス艦の情報ファイルを、海自の第一術科学校の教官に渡したとして、日米相互防衛援助協定に伴う秘密保護法違反の罪に問われています。
28日の判決で横浜地裁は、「防衛秘密を取り扱う者としてわきまえるべき保全意識が欠落していた」と指摘。その上で、「この防衛秘密が第三国に渡った場合には、日本国の安全を害するおそれすらあり、その危険を招いた結果は重大だ」として、懲役2年6か月・執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。(28日14:47)
[日语学习网]社会:イージス艦情報流出、三佐に有罪判決
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