東京・中野区で元厚生省事務次官の妻が宅配業者を装った男に刃物で刺された事件で、警視庁が被害者から聴取した結果、犯人の男は30歳から40歳で、作業着のような上下を着ていたことが分かりました。 元厚生事務次官・吉原健二さんの妻、靖子さん(72)は、18日午後6時半ごろ、宅配業者を装った男に刃物で刺されて重傷を負いましたが、手術を終えて意識を取り戻し、20日、警視庁の短い聴取に応じました。 それによりますと、男は年齢30歳から40歳くらいで、身長は165センチ、野球帽か作業帽のようなものをかぶっていて、作業着の上下のような服を着ていたことがわかりました。 また、男は「宅配便です」と名乗り、箱のようなものを持っていて、無言で靖子さんを刺したということです。 一方、20日の現場検証の結果、玄関には埼玉の事件と同様、印鑑が落ちていたほか、土足の跡が廊下や廊下の突き当たりにあるリビングなどからも見つかっていたことがわかりました。警視庁は、現場付近での不審な人物や車両の割り出しなどをすすめています。(20日20:56)
[日语阅读学习]社会:元次官の妻、犯人は作業服風の上下
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