京都五山の1つ、臨済宗・建仁寺から今年1月、仏像が盗まれた事件で、京都府警は2日、三重県四日市市の59歳の男を逮捕しました。男の自宅からは仏像も見つかったとのことです。 建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、三重県四日市市の会社経営・阿部逸男容疑者(59)です。 京都府警の調べによりますと、阿部容疑者は今年1月、京都市東山区の建仁寺から、「木造十一面観音座像」を盗んだ疑いが持たれています。 寺の防犯カメラの映像に、コートに仏像を隠して車に乗り込む男の姿が映っていて、警察は事件当日、寺の近くの駐車場にあった車のナンバーなどから阿部容疑者を割り出したとのことです。 2日朝、捜査員が家宅捜索したところ、盗まれた座像のほかにも複数の仏像が見つかったとのことで、阿部容疑者は容疑を認めているとのことです。 警察は動機を調べるとともに、京都で多発していたほかの仏像窃盗事件に関与した疑いもあるとみて捜査する方針です。(02日11:31)
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