イスラエル最高の文学賞「エルサレム賞」の今年の受賞者に決まった作家の村上春樹さんが授賞式に出席し、その場で行った演説で、イスラエルのガザ侵攻を批判しました。 村上春樹さんが受賞した「エルサレム賞」は、2年に1度、個人の自由や社会、政治をテーマに、優れた作品を発表した作家に贈られるものです。 受賞理由について、選考委員会は、「彼の芸術的業績と人間への愛に対し、深い敬意を表す」とした上で、「作品にヒューマニズムが明確に反映されている」としています。 「(受賞に応じれば)圧倒的な軍事力行使を選んだ一方の紛争当事者を支持していると思われるとも考えた」(村上春樹氏) 村上さんは、スピーチの中で、先月パレスチナ自治区ガザに侵攻したイスラエルの政策を批判する一方、「自分の目で現実を見るためにも、今回出席した」と語りました。(16日11:07)
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