[日语阅读学习]社会:架空増資事件、偽造した納品書使用か

2011-03-26 07:17:24 日语会社

大手住宅リフォーム会社「ペイントハウス」をめぐる架空増資事件で、24日に東京地検特捜部に逮捕された男が、資金を還流させるため、正規の出費を装い偽造された納品書を使っていたことがわかりました。その架空増資の手口とはいったいどんなものだったのでしょうか? 「これは、とんでもない言いがかりでして・・・」。逮捕前、こう憤った男。24日に逮捕された阪中彰男容疑者(58)です。野村証券や外資系証券会社を経て独立。多くの会社の再建を手がけ、アメリカのクリントン元大統領ら世界の要人とも交流があったといいます。 今回の逮捕容疑は、住宅リフォーム大手の「ペイントハウス」に対し架空の増資をした疑い。阪中容疑者は、この架空増資で値上がりしたペイントハウス株を売り抜け、2億円を超える利益を上げたとされています。阪中容疑者の架空増資の手口とは? 阪中容疑者は4年前、社長を務める投資会社から、ファンドを通じてペイントハウスにおよそ3億4000万円を出資しました。 しかし、その翌日には3億円余りが別の会社に。さらにこの会社からほぼ同額が阪中容疑者の関連会社に流れていました。つまり、出資金のほとんどが阪中容疑者側に環流していたのです。 こうした取引の際には、正規の出費を装うため、偽造された納品書などが使われた疑いがあり、特捜部などは、この偽造納品書を押収し、裏付けを進めています。 「当時は会社再建ということで走り回っていましたので、藁をもつかむ思い。経営者としてね。裏切られたし、下手をすれば僕は詐欺にあったような」(ペイントハウス星野初太郎元社長) 「一生懸命、手金を使ってペイントハウスを支援をして、たまたまその時やった3億円の増資で、たまたま半年前からやっているシステムを買って、じゃあなんでそれが偽計取引、架空増資だと言われなければいけないのか。私もわからないし、たぶん『マーケットの人間』は誰もわからない」(阪中容疑者) 特捜部は阪中容疑者をめぐる金の流れを調べる方針です。(25日10:48)
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