アメリカ・ロサンゼルスで行われている第81回アカデミー賞で、日本勢の快挙です。「おくりびと」が外国語映画賞、「つみきのいえ」が短編アニメーション賞で、オスカーを獲得しました。 「アカデミー会員の皆さん、この映画を助けてくださった皆さん、本当にありがとう。本当に本当にうれしいです。僕は映画のおかげでここにいます。ここからが私にとって、新たな旅立ちです」(「おくりびと」 滝田洋二郎監督) 滝田洋二郎監督の「おくりびと」は、亡くなった人を棺に納める日本特有の「納棺師」を通して、「死」という普遍的なテーマを描いた作品です。 モントリオール世界映画祭でグランプリを受賞したのを皮切りに、国内外で高い評価を受け、今回のアカデミー賞の受賞となりました。 また、短編アニメーション賞でオスカーを獲得した「つみきのいえ」は、海面上昇にともなって上へ上へと建て増しした家を舞台に、独り暮らしの老人が家族との思い出に浸るおよそ12分の物語。地球温暖化への警鐘などのメッセージを、手書きで柔らかく描いた作品です。 31歳の加藤久仁生監督は、「とても大きな賞を受け取ることができ、うれしく思っています」と喜びを語っています。(23日14:25)
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