10日、奈良県天理市で住宅2棟が全焼し、5人の遺体が見つかった火事で、11日朝も警察と消防が現場検証を行っていますが、今のところ出火原因はわかっていません。
火事があった住宅には家族8人が暮らしていましたが、周辺住民はあまり外出する姿を見たことがなく、家族構成もほとんど知られていませんでした。
10日午後5時頃、奈良県天理市の森岡正好さんの家から火が出て、およそ1時間後に消し止められましたが、森岡さんの家と東隣りの空き家、合わせて200平方メートルが全焼しました。
玄関近くの部屋から4人の遺体が見つかり、奥の部屋からもう1人の遺体が見つかりました。森岡さん一家は8人暮らしですが、3人は以前から入院していて無事で、警察は、亡くなったのは正好さんと母親のノブさんら家族5人と見て、身元の特定を急いでいます。
「もともと誰がいたのか常に分からない家だった。(森岡さんらは)あまり外に出ないから。だから家にいたのか、どこかに出ているのか、それも分からない」(周辺住民)
4人の遺体が見つかった部屋が激しく燃えていて、警察が現場検証を行って、出火原因などを詳しく調べています。(11日11:43)
[日语学习网]社会:5人死亡、天理市の火事で現場検証続く
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