政府見解とは異なる歴史認識を主張した論文を発表し解任された田母神前航空幕僚長が11日、参議院の外交防衛委員会に参考人として出席します。
田母神氏は「真の近現代史観」というテーマの懸賞論文で、「日本が侵略国家だったというのは濡れ衣だ」などと政府見解と異なる主張を発表し、航空幕僚長を解任され、今月3日に定年退職となりました。
田母神氏への参考人質疑は午前10時から行われますが、野党側は政府見解を真っ向から否定する人物を実力組織のトップとした政府の任命責任を追及し、文民統制の危うさを問いたい考えです。
また、懲戒処分の手続きをとらず田母神氏を定年退職としたことや、94人の自衛官が問題の懸賞論文に応募していた、航空自衛隊の組織としての関わり方などについても質したいとしています。(11日00:31)
[日语原文阅读]政治:田母神前空幕長、きょう参考人招致
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