参議院の外交防衛委員会では、浜田防衛大臣が、秋田県沖の日本海に落下したと思われる1段目のロケットの引き上げについて、「回収できるならしたほうがいい」と述べ、今後、検討する考えを示しました。 浜田防衛大臣は、委員会の冒頭、発射前日に防衛省が「ミサイル発射」と誤って関係各所に伝えたことについて改めて陳謝した上で、1段目のミサイル回収の可能性について言及しました。 「4月4日の発射情報の誤報ついては、防衛省・自衛隊の情報伝達の不手際にあり、国民の皆さまや関係の皆様にご迷惑をかけたことを心からお詫びを申し上げます」(浜田靖一防衛相) 「回収すべきではないか」(民主党・白眞勲参院議員) 「当然これが回収できる状況であれば、回収した方が良いと思う。今後(回収が)可能なのか含めて検討したい」(浜田靖一防衛相) 一方、7日の自民党役員連絡会では、出席者から、北朝鮮がこのまま核を持ち続けるのであれば、日本も核を持たざるを得ないという気構えを示して圧力をかけるべきだとの意見も出ました。 なお、国会では7日午後、衆議院で、今回のミサイル発射に抗議する国会決議を、自民・民主・公明各党の賛成で議決する方針です。(07日11:23)
[日语阅读学习]政治:防衛相、1段目ロケットの回収を検討
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