日本郵政が宿泊施設「かんぽの宿」を一括譲渡することに対し、見直しを求めている鳩山総務大臣は、週明けに日本郵政から事情説明を求める考えを明らかにしました。 「(かんぽの宿の譲渡が)なぜ今なのか、なぜ一括なのか、なぜオリックスなのかが、3大クエスチョンマークなんでしょうけど」(鳩山邦夫 総務相) 鳩山大臣は、日本郵政が「かんぽの宿」の70施設を一括してオリックスグループに譲渡すると決めたことに改めて疑問を示しました。 かんぽの宿の事業は、郵政民営化に伴い2012年までに売却することが決まっていますが、鳩山氏は、オリックスの宮内会長が郵政民営化についても議論した政府の規制改革会議で議長を務めていた点や、不動産価格が急落している現状で売却することを疑問視しています。 かんぽの宿の事業を譲渡するには総務大臣の認可が必要で、鳩山氏は、認可しない可能性もあると言及していて、週明けに日本郵政から事情説明を求める考えを明らかにしました。(09日10:58)
[日语原文阅读]经济:「かんぽの宿」譲渡巡り事情説明求め
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