東ティモールで17日、2002年にインドネシアから独立した後2度目となる大統領選挙が行われました。
AP通信によりますと、開票率60%の時点で最大野党の党首、ルオロ氏が28%、前国軍司令官のルアク氏が25%の票を獲得。ノーベル平和賞を受賞した現職のホルタ大統領は18%に留まっています。
過半数を得た候補がいない場合、来月、上位2人による決選投票が行われますが、ホルタ大統領が決選投票に進むのは厳しい情勢です。
独立から10年経った今でも、1日1ドル以下で暮らす「最貧困層」が国民の4割を占める東ティモール。経済の立て直しと治安の安定化が新大統領の課題となります。(19日03:50)
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